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基本情報技術者試験に合格する勉強法

 エンジニアの登竜門といわれる基本情報技術者試験。IT企業に勤務する人は会社から取得を求められることも多いのではないでしょうか。筆者は会社で取得を求められましたがどうしても資格取得に前向きになれなくて、取得まで半年かかりました。大事な時間を浪費しないためにも私自身の反省を踏まえて基本情報技術者試験に合格する方法をまとめてみました。

目次:
  1. まずは心構え
  2. 科目Aの対策
  3. 科目Bの対策
  4. 受験に不合格の時にしていたこと
  5. おわりに

1. 心構え:合格するまでやると決めよう

 基本情報技術者試験って結構気合いが必要な資格試験です。少なくとも私には大分腰の重い資格でした。理由としては試験範囲が広く対策に時間がかかる割に、実務と試験範囲にズレを感じたり、ググればわかることをなぜ覚える必要があるのかと感じたりしたからです。(反発心むき出し笑)

 しかしながら、勉強する意味などを考えている段階では資格には合格できません。取ると決めたのであれば合格するためにやるべきことをやるしかないです。

 資格取得をした今となってはやって良かったと思っています。資格を取得しただけで「ある程度知識を身につけた人」「ITの勉強をやった人」のフィルターで見てもらえるようになり、会社での居心地もよくなりました。同じ仕事をしていても、どういう見られ方をするかで評価が変わってしまうので出された課題はとっとと終わらせるのが吉だなと思いました。資格勉強から逃げるのをやめ、資格とってくださいと言われ続ける状況からいち早く脱するのがストレスが少ないのかなと思っています。また、ITについての知らなかったことを知れたのも良かったなと思っています。

 資格に意味を見出せなくても、この記事を読んでいる時点でそれはきっとあなたにとってやらなければならないものだと思います。対策すれば大丈夫です。応援しております。

2. 科目A対策:すーさんと過去問道場と予想問題

 すでにご存知かとは思いますが、基本情報技術者試験には科目Aと科目Bがあります。科目Aは4択の一問一答形式の問題が60題出題されます。試験時間は90分です。私が対策として行ったことは3つです。

①YouTuber すーさんの動画を見る

 私は下記の動画を合格までの期間で2~3回視聴しました。基本情報試験の教科書も購入したのですが、この動画で十分だったので使いませんでした。まずは1回視聴したらこの後紹介する②、③や科目Bの対策を進め、動画の2回目、3回目は隙間時間に視聴したり、わからないところを重点的に復習する目的で視聴していました。

 すーさんの動画: 【最新版】基本情報技術者試験の科目Aを12時間で完璧に理解』 

②過去問道場で過去問を解きまくる

 過去問道場は無料で基本情報試験の過去問演習ができる神サイトです。全2,860問の中からランダム、年度別、間違えた問題別に出題方法を変え練習することができます。自分がどのくらい問題を解いているか、どの分野の正答率が低いかも確認することができます。これが無料で使えるのはありがたいなと思いながら使っていました。

 過去問道場:https://www.fe-siken.com/fekakomon.php

 ちなみに、合格した時点は過去問2,000問くらいに目を通していて、正答率が70%くらいになる仕上がりにしていました。

③予想問題集を解く

基本情報技術者試験では過去問と似たような問題が並びつつも、結構新しい話も入ってきます。当日試験を受けていて、「この範囲聞いてないぞ」という問題がちらちら出てきます。予想問題集は新しい話題について取り上げていたりするのでさらっと見ておくと良いかと思います。私は試験の前日に予想問題集で解いた新しい内容が当日の試験で出題され、ラッキーと思いながら解いていました。

 私が使用していたのは、『基本情報技術者パーフェクトラーニング過去問題集』(山本三雄 著)になります。過去問が4セットついていました。

3. 科目B対策:すーさんとサンプル問題と予想問題

 科目Bはアルゴリズム(16問)とセキュリティ(4問)の計20問が出題されます。制限時間は100分です。私が対策として行ったことは3つです。

①Youtuber すーさんの動画を見る

 ここでも、すーさんの動画にお世話になっておりました。下記の動画を何回見ただろうか、3~5回見ていました。動画を止めて問題を解きながら、解説を聞きながら学習していました。特にオブジェクト指向についてなかなか理解できないでいたので何度も解説を聞いていました。大変お世話になりました。

【科目B】アルゴリズム問題をたった1動画で対策_基本情報技術者試験

②公式過去問題集

 情報処理推進機構が出している公式の過去問題集を解きました。4~5回解きました。問題と答えを覚えてしまったため、過去問は解けるけど本番が解けないということがありました。より確実な合格のためには、過去問を学習したら③の勉強もされることをお勧めします。


③予想問題集を解く

 科目Aの対策でも使用していた、『基本情報技術者パーフェクトラーニング過去問題集』(山本三雄 著)にお世話になりました。問題数が豊富なので、多く演習を積むことができて良かったです。毎回本番の試験だと思って、時間を測って問題を解いていました。試験をイメージして集中して取り組むことで、当日も落ち着いて解くことができました。①②でアルゴリズムを理解してきていたので、試験を受けるつもりで1回ずつ解いて、間違えたものはもう一度解くという使い方をしました。

4. 受験に不合格の時にしていたこと

 私は一度、科目Bの得点が足りずに不合格になっています。その時の反省点を紹介します。私を反面教師にしていただき、ぜひ一発合格してください。

悲しくなるよね、、とほほ

反省点1:科目Bのオブジェクト思考を理解できていなかった

 「正直、オブジェクト指向は理解できていないけれど、過去問のオブジェクト指向問題は解けるようになったから大丈夫。」と思っていましたが、ダメでした。プログラミングをやったことがあれば理解が早いそうですが、私のようにIT初心者の方はなかなか理解するまでに時間がかかると思います。私の場合は、1回目不合格を取った後に、気分転換にprogateというプログラミング学習サイトでJavaを学習してみました。そこでオブジェクト指向を学習したからか、2回目の受験に向けて過去問を解いた際にはスッと入ってきました。流石にJavaを学習するのは遠回りかもしれませんが、どうも理解できない方がいたら少しプログラミングに触れてみるといいかもしれません。初見の問題も難なく解ける状態であれば理解したと考えて問題なさそうです。

反省点2:本番を意識した演習が足りなかった

人間って、慣れない環境に置かれると緊張します。1回目の受験の際は科目Bの本番を想定した練習が不足していました。そのため、科目Bを解くのに時間が足りませんでした。しかも、なぜか当日になっていつもと解く順番変えてしまったり…。思い返せば1回目の受験前の勉強ではゆっくり過去問を解いていましたし、数問解くごとに中断していました。初めはその学習方法でも問題ないのですが、受験までには本番と同じように問題を解く練習に入る必要があります。100分のうちに20問解けるようにしましょう。何事においても本番を意識した練習が大事なんだなと思います。

1ヶ月後に再受験して合格しました!

5. おわりに

いかがだったでしょうか。今回は私が実際に基本情報技術者試験を受けて、一度は不合格だったものの合格できた経験から勉強方法をシェアさせていただきました。読んで下さった方の何かしらの力になれれば幸いです。ここまで読んでくださった方ならきっと自分自身を鼓舞して合格まで辿り着けると信じています。また、もし不合格になってしまった方、大丈夫です。結構落ちている人いるし、大体そこから挽回して合格しています。合格させられています笑 力はあるので、本番をイメージして練習するのみです。応援しております。

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yumeko
25歳、IT会社勤務OLです。いつまでも心はJK♡ ハワイで結婚式を挙げることと世界一周旅行を叶えるために 節約生活に邁進中...
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