費用を工面してアメリカに留学したいあなたへ
「留学したい!」けれど費用が工面できなくて諦めようとしていませんか。私も費用が足りず、留学は諦めていました。しかし、あらゆる手を使って、課題だった費用の問題を乗り越えアメリカの大学を卒業することができました。
私の経験と反省を踏まえ、これから留学を考えている方に「こういう留学をしている人もいるよ。」とお伝えできればと思います。
目次
- 留学に費用がかかる理由
- 実際にアメリカの大学卒業にかかった費用
- 留学費用を抑える方法
- 費用が抑えられる留学先を選ぶ
- 日本の大学で取った単位を利用して編入する
- 飛び級する
- 日本の大学の提携校に留学する
1. 留学に費用がかかる理由
留学にかかる主な費用は「授業料・入学金」と「生活費」です。
まず初めに、アメリカの大学の学費は目が飛び出るほど高いです。例えば、東京大学の学費は年間の授業料約53万円に対して、カリフォルニア州立大学のUCLAは年間の授業料がカリフォルニア在住の場合は230万円、州外・海外からの学生は約1,200万円です。国からの補助金が少ない中で、優秀な教員の確保や設備投資を行っているため、学生への負担が大きくなっています。
次に、生活費です。多くの大学で1年目は大学の寮に入り、大学の食事プランで生活することが義務付けられています。UCLAの場合は寮費(1日3食付)年間270万円ほどだそうです。2年目以降は寮を出てキャンパスの周りにアパートを借りて住むことが認められますが、正直寮よりも費用がかさむことが多いです。友人とシェアハウスするなど工夫が必須になります。寮を出る場合は車が必須になります。さらに、夏休みや冬休みなどは寮も閉まるのでその期間の滞在場所も確保する必要があります。汗
その他の支出は航空券代、教科書代、日用品、交際費、旅行代といったところでしょうか。アメリカの大学を卒業するのにはびっくりするほどお金がかかるというのが、イメージ通りの現状です。
2. 実際にアメリカの大学卒業にかかった費用
私の家庭は年1,200万円の学費を払えるような家庭ではありませんが、アメリカの田舎にある大学に進学し、卒業することができました。ここでは、実際にかかった費用を公開したいと思います。
1年目 日本の私立大学へ入学
- 入学金 200,000円
- 授業料 825,000円
- 施設利用料 275,000円
- 合計 1,300,000円
2年目 アメリカの大学に転校
- 秋学期学費(寮、食事代込) 900,000円
- 旅券 254,818円
- 春学期学費(寮、食事代込) 885,696円
- 手数料 79,800円
- 合計 2,120,314円
3年目 コロナ禍につき帰国&オンラインの授業あり
- 夏学期学費(夏休みにつき授業料のみ) 588,907円
- 秋学期学費(コロナ禍につきオンライン) 147,208円
- 航空券 200,000円
- 春学期学費(寮、食事代込) 908,218円
- 合計 1,844,333円
4年目 卒業
- 夏学期学費(夏休みにつき授業料のみ) 150,000円
- 卒業にかかる費用 35,653円
- 合計 185,653円
卒業までにかかった総額 5,450,300円
いかがでしたでしょうか。これに加えて、渡航前の英語のテスト受験、英語課題、エージェント契約料、教科書代、生活用品代、観光代などがかかっているので実際は600万円はかかったかなというところです。色々とかかっているのですが、これでもかなり抑えることができました。
3. 留学費用を抑えた方法
給付型の奨学金を出してくれる大学を選ぶ
アメリカの大学には、大学の国際化を進めるためにアメリカ国外からの学生に給付型の奨学金を出してくれるところがあります。そういった大学に申し込むことで学費を抑えることができます。私の通っていた大学も、給付型の奨学金を出してくれる大学でしたので学費をかなり抑えて通うことができました。
日本の大学から編入する
アメリカの大学のカリキュラムは初めの2年が教養、残りの2年で専門的な分野を扱います。日本の大学もその傾向ですね。そのため、日本で取得した教養の単位がアメリカの大学卒業に必要な単位として認められることがあります。日本の大学の成績証明書を送ると、アメリカ大学の卒業に使える単位か読み替えてくれる機関もあります。私は日本で取得した30単位くらいをそのままアメリカの大学に持って行けたことで、1単位取得にかかるコストを削減できました。
飛び級する
アメリカの大学は必要な単位が取得できればその時点で卒業できます。そのため、単位を早く取得し、卒業時期を早めることで生活費を抑えることができます。私は約1年卒業時期を早め卒業することで留学にかかる費用を抑えることができました。ただ、英語力アップや人間関係の構築は時間をかけないとできないことですし、留学中にしかできない経験もあリマス。一概に飛び級がいいこととは言えませんが、費用を工面しなければならないのであれば一つの選択肢かと思います。
日本の大学の提携校に留学する
これは私が実際に取った方法ではありませんが、日本の大学に通っている方はまず提携校への留学をお勧めします。国内の大学の授業料でアメリカの大学の授業が受けられて単位がもらえるというのは学費の面で見て大変お得です。また、日本の大学が提携しているということは留学先の授業の質が担保されているということです。失敗しても別の方法はあるのでまずは提携校の枠を獲得できるよう目指してみると選択の幅が広がっていいのではないかと思います。
管理人コラム
アメリカの大学に進学する人はまだまだ少ないと思います。情報も少ないと思います。だからこそ、私の経験が1つの留学の例として何か皆さんのヒントになれれば幸いです。みなさんには色々な工夫ができること、選択肢があるということを念頭に起きつつ、自分のやりたいように前向きに頑張っていただけたら嬉しいです!
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